【熊野古道】発心門王子~熊野本宮大社・熊野那智大社・熊野速玉大社 計画編
東京から行く熊野古道
こんにちは、わだぱんです。
二つの道の巡礼者になるためには、熊野古道は次の4つの条件のうち1つを満たす必要があります。
とまわるコースにしました。
そこに至るまでの道のりはこちらの記事で。
ルートを決めたら次はどうやって回る?
二つの道の巡礼者の証明書をもらえるのは次の通り。
元々別のコースで歩こうとしていたので、帰りのバスは新宮駅出発のものを予約していました。
するとゴールは必ず熊野本宮大社でなければなりません。
そこで、
↓バスor電車
熊野速玉大社
↓バス
発心門王子
↓徒歩
というコースで回ることにしました。
熊野那智大社が遠くアクセスも悪いので最初に回るのがいいとのことでした。
横浜〜紀伊田辺の高速バスを、
横浜〜勝浦温泉(南紀勝浦)
に変更しました。
西武バスのサイトでの予約だったので、手数料は100円でした。
(同じ線ではなく、全く別路線だったのでキャンセル→新規予約の手順をふみしました)
勝浦温泉から熊野那智大社まではバスを利用します。
路線バスになるので、予約の必要はありません。
熊野那智大社から新宮までも電車か路線バスが走っているので、事前の予約は必要ありませんでした。
1日目に熊野那智大社、熊野速玉大社を参拝し、
2日目に発心門王子〜熊野本宮大社まで歩くことにしました。
となると、宿をどこにとるかという問題が出てきます。
候補は2つあります。
①熊野速玉大社のある新宮駅付近で宿を取り、次の日発心門王子まで移動する。
②新宮から熊野本宮大社近くまで移動し、次の日発心門王子からスタートする。
ちなみに発心門王子近くは山の中なので泊まれる場所はありません。
新宮駅から熊野本宮大社までは、1時間近くバスに乗らなければならないこともあり、
出来るだけ近くに移動することにしました!
【熊野古道】中辺路ルート①滝尻王子~熊野本宮大社 計画編
熊野古道の王道ルート
滝尻王子~熊野本宮大社を歩く
こんにちは。わだぱんです。
『二つの道の巡礼者』になるべく歩くことにした熊野古道。
二つの道の巡礼者として認定されるためのに必要なことはこちらの記事で。
東京から和歌山へのアクセス
公共の交通機関を使って、東京から和歌山へは大きく3つの方法があります。
方法① 飛行機
熊野古道を歩くには「南紀白浜空港」を利用するのが一番楽です。
「羽田~南紀白浜」は1日3便運行しており、所要時間1時間5分。
75日前の「ウルトラ先得」を使うと、7000円~というお値打ち価格です。
南紀白浜空港からスタートである滝尻までは@@@@@
1泊2日で歩くことができるコースになります。
しかし、直近だと割高になるので注意が必要になります。
こぼれ話
関西国際航空着のLCCを利用しようと考えましたが、関空からの移動手段の料金が高めなのと時間がかかるので、JALの早割を利用することをおすすめします。
方法② 新幹線
新幹線は2パターンあります。
東京~大阪 特急
大阪や名古屋から意外と距離がかかるので、所要時間がかかります。
方法③ 夜行バス
時間はかかるけれども、長時間乗り物に乗ることに慣れている人には一番おすすめです。
東京~紀伊田辺
その後、ローカルバスに乗り換えて滝尻へ。
高速バス最高!エコノミークラスよりも快適
私が旅の準備を始めたのが出発の1か月。
この時すでに飛行機は往復で3万5000円近くまで上がっていました。
「同じ料金でホーチミンとかバンコクとか行けちゃうよー」と思い、交通費はなるべく押さえたいところ・・・
LCCなども検討しましたが、最終的に高速バスを利用することに!
予約するなら西武バスの予約サイトから
往路は横浜~紀伊田辺、復路は新宮~横浜を予約することにしました。
(私自宅からのアクセスなどを考えて横浜にしましたが、関東の出発地は、新宿、大宮もあります。)
予約サイトはこちら
往路と復路で主発地点が違ったからか、西武バスのサイトから予約できずに、復路は楽天トラベルから予約をしました。
が、後にわかったことですが、西武バスのサイトからの予約だと変更やキャンセルの手数料が100円ですが、楽天トラベルなどの予約サイトを通すと500円くらいかかってしまいます。
なので、断然直接予約をおすすめします。
クレジット払いには気をつけて!
理由はこの後詳しく話しますが、往路の到着地点を紀伊田辺から那智勝浦へ電話で変更しました。
電話で話したときにすでにバスの残り座席2となっていたため、そのまま予約へ。
すると、直接バスの営業所かコンビニでしか支払えないというではありませんか!
わざわざ行くのも面倒くさいし、コンビニだと手数料もかかりそうなのでクレジットカードで払いたいところです。
そこで、紹介されたのが、こちらのサイト(高速バス・夜行バス・深夜バスの予約は日本旅行のバスぷらざ)
こちらの予約済購入から支払えます。
しかし、変更やキャンセルしたい場合は、こちらのサイトにも手数料が発生するということでしたので、予約は直接のサイトへアクセスするのがよさそうです。
宿の予約は半年先!?最難関の宿の予約
足が決まったら、次は宿。
スペインの時のように「泊まるところなんてどうにかなるだろう」とのんきに構えており、宿を探し始めたのは出発10日前。
ここで、現実を知ることになります。
滝尻王子から歩こうとすると、継桜王周辺で宿泊することになります。
詳しい行程などはこちらのサイトを参考にしました。
中辺路・滝尻王子~熊野本宮大社|和歌山県観光情報 公式サイト わかやま観光情報
このあたりを「野中」というそうなのですが、なんと宿は6軒のみ!
1軒1組をとっているところも多く、この時予約でいっぱいでした。
民宿は熊野トラベルビューローに紹介されています。
Airbnbを使えばあいていることもあるそうですが、私の場合は検索にも引っかからず。他の人のブログを読みあさりましたが、なんと半年先の予約でないと取れないとおっしゃっている方もおりました。
そこで、ルート変更を決断。
熊野那智大社と熊野速玉神社、発心門王子~熊野本宮大社を回るルートにしました。熊熊野本宮大社近くはゲストハウスも多くあるので探しやすかったです。
実際に私がどんなルートで回ったかは別の記事でご紹介します!
サンティアゴ巡礼 マドリッド
準備中!
【サンティアゴ巡礼】サンティアゴ・デ・コンポステーラ
長い旅のゴールの街、
まずは、必ず参加したいミサについて。
工事中などの状況により変わる可能性もある事をあらかじめご了承ください。
正面から中には入れないので、裏口に回る必要があります。
入り口は人がたくさん並んでいるので、すぐに分かると思いますが、
裏口に行くまでぐるっと回る必要があるので、ちょっと不安になりました。
本当にあってる?って。
大きな荷物を持って入らないことは、ブログなどで知っていたのですが、いざ行ってみると、荷物をどこに預けていいのか分かりません!
なので、とりあえず並んでみることに。。
10分くらい並んだ後、案の定セキュリティに荷物を置いてこい!と言われて中に入れてもらえませんでした。
すごく分かりづらいのですが、入り口を正面に立って斜め右のお店が荷物を預かってくれるところです。
荷物を置いてタグをもらうだけなので、貴重品は持ち歩いた方が良さそうです。
ちなみに、何時間おいても料金は変わらないのでミサの後の観光まで置いておけるように、
クレデンシャルなども持って出ました。
荷物は1個ずつ預けるよりも、1人が2個預けた方が若干料金が安かったです。
(2人で旅するときはおすすめです)
その後は無事にカテドラルの中へ。
めちゃくちゃ広いです。
金ピカの聖ヤコブにハグもさせていただきました。
四方から見られるので、場所取りは重要です。
とりあえず真正面から見える列にしてみましたが、ちょっと遠かったです。
早くゴールしたなら、正面の出来るだけ近くをおすすめします!
【サンティアゴ巡礼】ラバコージャ~サンティアゴ・デ・コンポステーラ
ゴールまであと10キロ。
ラバコージャには教会もあったけれど、ここは観光せずとにかくゴールを目指します。
カフェで朝ごはん。
湿疹?のほうは、昨日もらった薬でだいぶよくなったのだけど、まだとてもかゆかったです。
トルティージャサンドを注文したらとっても大きくてビックリでした。
ゆっくりしてしまったけれど、正午のミサまでには絶対に間に合いたい!という一心で、カフェを出てからはちょっとペースをあげて歩きました。
あと10キロとはいえ、ラストスパートにかけて写真を撮ったりゆっくりみたい場所が多いので、割と時間がかかります。
余裕を持って朝出られるといいと思います。
ゴーゾの丘では、人がたくさんいたので、なかなか上手く写真は撮れなく寄りめです。
景色も最高で、「ここまで来たらあと少し!」とテンションが上がり、アナザースカイごっこまでしてしまいました。
そんな事をしていたら、気付けば道を間違い・・・
ミサまで時間がないのに痛いロスタイムです。
なんとかアメリカ人夫婦と韓国人のおじさんに助けられて、軌道修正。
町にたどり着くも、カテドラル(大聖堂)に着くまでには意外と距離があります。
そして、カテドラルと間違えるくらい立派な教会がたくさんあるので、何度も間違いゴールをしてしまったのはここだけの話です。
ついに、本当の本当のゴールに到着!
無事に118キロ完歩です。
【サンティアゴ巡礼】腕にあわられたなぞの湿疹
ゴールまであと1日・・・となったこの日。
からだに異変が。
腕に湿疹が出ていました。
熱が出る前などに湿疹が出るタイプなので「まさかここでリタイアか!?」と少し青ざめました。
薬局があれば何か薬を買おうと思いましたが、近くには何もありそうにありません。
そこで、フロントの人に腕を見せて「itch!」と言ったら何やら2人で話した後に持ってきてくれた薬のようなもの。
「明日の朝出発するときにかえしてね」とのことでした。
塗ってみるとVaselineのようなテクスチャーでかゆさがちょっと落ち着いたように感じました。
でも、1時間くらい経つとまたかゆみが・・・
後で調べて見たらこの薬は打撲に効くみたいです。
この後、サンティアゴ・デ・コンポステーラに到着してやっと薬局発見!
そこで症状を伝えると渡されたのはハンドクリームのような入れ物。