【サンティアゴ巡礼】1日目 サリア〜ポルトマリン
クレデンシャルをGetし、歩き始めた頃は誰も周りを歩いていませんでしたが、
日が昇り辺りが明るくなってくると巡礼者も増え始めました。
序盤は、険しい山道という感じではなく
平坦な道が多く景色もとてもきれいでした。
この日、雨に降られてしまい、リュックがかなり濡れてしまいそうだったので、
リュックの上からレインコートを着て歩きました。
10月で気温が低かったこともあり、
レインコートはかなり万能でした。
友人はバックパックについてきたレインカバーをしていたので、濡れずに歩けたとのこと。
この時に思ったのは、ゴアテックスの帽子があると便利だと思いました。
フードを被ればなんて事はないのですが、
前から雨が降ると顔にかなりかかります。
安全面的には良くないかもしれませんが、
傘をさして歩いている巡礼者も見られました。
全体を通して思うと、サリアからの100キロコースでしたら、
傘をさしていても歩けちゃうくらいの道のりなので、折りたたみ傘も便利かと思います。
※安全面を考慮して自己責任でお願いします。
3時間くらい歩いた後に、カフェでひと休み。
サリアを出てから少ししたところに小さな村がありますが、
それを過ぎると何もない道が続きます。
雨に降られると道端で休憩するのも大変なので、疲れたと思ったらカフェで休憩することをおすすめします。
ゴールまでちょうど100キロのモハンもありました。
クレデンシャルに載っている地図は少しいい加減で、
「あと○キロ頑張ろう!」と思っても全然着きません。
かなり心が折れました。
街が見えてくるとゴールはあと少し。
ポルトマリンへは大きな橋を渡らなければならず、ちょっと怖い感じがしました。
そして、最後に階段を登って街へ。
これが疲れた足腰に結構きます。笑
1日目、ポルトマリンへゴール!
かなり疲れていたので、
一番近いアルベルゲに宿泊することに。
ここは、旅を通して一番良かったアルベルゲなのでおススメです。
2段ベッドが仕切られているので、半個室のような作りでした。
コンセントもベットの枕元にありとっても便利!
とても新しかったので、チェックインの時にもらったシーツをひいて寝袋は使わないことに。
シャワー、トイレは男女別になっていて、そちらも嬉しかったです。
メインストリートまで少し距離がありますが、そんなに大きな街ではないので、問題ありませんでした。
【サンティアゴ巡礼】1日目 サリア〜ポルトマリン
クレデンシャルをGetしていよいよスタート!
ホタテ貝の目印がたくさんありました♡
意外とサリア意外でこういった目印がなかったので、写真に撮っておくのおすすめです。
スタートしたのは朝の8時過ぎでしたが、まだまだ人通りはありませんでした。
9時前くらいになると、どこからか巡礼者がやってきてすれ違うように!
「Buen Camino!(ブエン・カミーノ!)」って本当に言うんだなと全てに感動しながらひたすら歩く。。
【サンティアゴ巡礼】1日目サリアでクレデンシャルを手に入れるには?
1日目 約20km サリア〜ポルトマリン
バスを降りたらまずクレデンシャルをGetすることに。
歩いても良かったのですが、サリアを過ぎてしまって100kmに足りないよって言われたら最悪・・・と思ったので、
何が何でも手に入れたかったんです。
7時くらいだったのですが、まだ外は真っ暗で誰も歩いていませんでした。
地図もなくとにかく繁華街っぽいところに向かって歩いてみると、看板発見!
たぶん、ルーゴはこっちだよっていう意味だと思い、勘で歩き続けます。
この時間、本当にだーれもいません。
やっているお店もありません。
なので、これはあとから気づいたのですが
そのまま歩いていたらお掃除しているおばちゃんがいたので、
英語で
「サンティアゴへの行き方は?」
と、聞いてみました。
そしたら、スペイン語だったけど、
何となく伝わった向こうだよと言われた方向へ。
すると、カフェ発見!
私「クレデンシャル?」
店員「ここではやってないから向かいのタバコ屋さんで買ってくれ。」
とのこと。
しかし、タバコ屋さんは閉まっていて何時に開くのかも書いていません。
そのまま少し歩いてみると見つけたのはパブ風のカフェ!
私「クレデンシャル?」
店員「コーヒー飲めばあげるよ!」
とのこと。
カフェ・コン・レチェ(カフェオレ)とチュロスを注文。
クレデンシャルも合わせて4€でした。
そのまま歩いていたらお掃除しているおばちゃんがいたので、
英語で
「サンティアゴへの行き方は?」
と、聞いてみました。
そしたら、スペイン語だったけど、
何となく伝わった向こうだよと言われた方向へ。
すると、カフェ発見!
私「クレデンシャル?」
店員「ここではやってないから向かいのタバコ屋さんで買ってくれ。」
とのこと。
しかし、タバコ屋さんは閉まっていて何時に開くのかも書いていません。
そのまま少し歩いてみると見つけたのはパブ風のカフェ!
私「クレデンシャル?」
店員「コーヒー飲めばあげるよ!」
とのこと。
カフェ・コン・レチェ(カフェオレ)とチュロスを注文。
クレデンシャルも合わせて4€でした。
【サンティアゴ巡礼】1日目マドリッド〜サリア
1週間の休みで100km歩きたかったので、
1番人気のあるフランス人の道のサリアからスタートすることにしました。
まずは成田からアエロフロート・ロシア航空を使ってマドリッドへ。
不評が多いアエロフロート。
機内の中はこんな感じでした。
映画なども見られますが、日本語字幕は少ないので、
Netflixなどで事前にダウンロードしておくことをおすすめします。
機内食は謎の和食。笑
モスクワトランジットではピロシキを食べました!
パサパサしていてあまり美味しくなかったです。
プーチン大統領が好きだというアイス。
美味しかったけど、ちょっと食べにくいです。
手がベタベタになりました。
◆マドリッドからサリアへの行き方について
まず、日本でALSAでバスの予約をすることにしました。
サリアまでは電車でも行けるようですが、夜を有効に使いたかったので深夜バスで向かうことに。
空港からバス停まで行きたかったのですが、行き方が分からず・・・
手当たり次第聞いてみたけれど、みんな分からないそう。
やっとの思いでインフォメーションのお姉さんに聞いたら、地下鉄で1時間かかるとのこと。
出発まで2時間ありましたが、深夜到着で少し怖かったのでタクシーで向かいました。
すると15分程度で到着。
料金は20ユーロ程度でした。
絶対地下鉄で行けたやろ?って思いましたが、無事についてよかったです。
バスターミナルはカフェやベンチなんかもたくさんあって、時間を潰すのにはいいです。
私たちは機内食を食べて結構お腹いっぱいだったので、カフェなどには入らずベンチに横になって仮眠しました。
地下なのか1階なのかに降りていき、無事にバスへ乗車!
バスの中はWi-Fiが入っていてとても便利でした♪
バスでは、降りる駅名がスペイン語でしか放送されません。
今か今かとドキドキして待っていましたが、後で考えれば運転手さんにルーゴで降ろしてねと頼めばよかったと後悔しました。
ルーゴからサリアへは一般的なローカルバスへ乗り換えるのですが、私の場合は運良くすぐ隣にバスが止まっていて、出発しました。
運転手さんに「サリア!」
と言ったら2ユーロくらい支払い乗車完了。
地元の大学生みたいなのがバスの中でめっちゃ騒いでいて少し怖かったですが、
巡礼者と思われる男性も乗っていたので少し心強かったです。
20分くらいすると、急にガソリンスタンドの前でたくさん人が降りました。
降りないでいたら運転手さんがサリアだよと教えてくれて急いでバスから降りました。
結構普通の道端で降ろされるので、どっちに行ったらいいか分かりません。
適当にぶらぶら歩くことにしました。
すると、「カミーノ ・デ・サンティアゴ」の看板が!
成田〜モスクワ〜マドリッド〜ルーゴ〜サリアと26時半かかりやっとスタートに到着しました。
【準備】バックパックの重さは?
今日はサンティアゴ巡礼に持っていった荷物について。
体重の10分の1位内にした方がいいとのことだったので5kgを目指してパッキングしました。
空港で測ってみたら約6kg。
飛行機に乗るときはワンピースにビーチサンダルで、
トレッキングシューズなど巡礼路を歩く時に必要なものは全てリュックの中に詰めました。
だから、実際に歩いていた時は5kgくらいだったはずです。
そのせいか、歩いていて荷物が重いなと感じることはありませんでした!
※荷物が重すぎて歩けないようだったら運搬サービスもあるので、サービスを利用すること前提でしたら重くても大丈夫かと思います。
私の場合は5日間だったということと、元々山登りをしていたわけではないので、
ほとんど新しく買いそろえたり代用したりしました。
荷物の細かい内容についてはまた少しずつアップしていきます。
く
【サンティアゴ巡礼】フランス人の道118kmを歩き終えて
サリアからサンティアゴ・デ・コンポステーラまでの118kmを歩き終え、昨日帰国しました。
「人生を変える旅」
なんて、よく言われるけれど
私の人生変わったのかな?
まだよく分からないけれど、
確実に言えるのはこれからの人生は
今までよりもずっと豊かなものになると思っています。
サンティアゴ巡礼は本当によく人生に似ていました。
地図のない道をただひたすらに歩く旅。
歩いて、食べて、寝るというシンプルな繰り返し。
いつまで続くのか分からない坂道を登ったり、
雨の日もあれば、汗ばむくらい暑い日もある。
もう歩きたくない!って何度も思ったけれど、
不思議なもので
休みながら歩けば歩けてしまうものです。
この旅で1番大きな学びは休むことの大切さ!
なかなか、思うようにたどり着けなくて、
辞めてしまいたくなるけれど、
少し休めば「あと少し頑張ろう!」
そうやってまた歩き出せました。
辛くなったら休めばいい。
辞めてしまうことは簡単だけど、
自分のペースで一歩ずつでも進んでいけば
必ずゴールにたどり着きます。
歩いている時は、
「絶対人に勧めない!」って思ったけれど
やっぱりこの体験を多くの人にもして欲しい。
このブログがこれからこの道を歩く人に少しでも役に立てばという思いを込めて、
私のペースでぼちぼち記事をアップしていきます。